Rubyもなにもない状態からmikutterをインストールするまで
備忘録です。 OSはVirtualBox上にインストールしたてのUbuntu 15.10。
rbenvでRubyを入れる
Rubyのバージョン管理ツールのrbenvを使ってRubyを入れる。 Rubyをビルドするため?のruby-buildも一緒に入れる。
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv $ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
.zshrcをいじってパスを通したりする。いじったあとはsourceなりで読み込み直し。
export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH eval "$(rbenv init - zsh)" export CC=/usr/bin/gcc
ついにRubyをいれる。その前にバージョンを確認。
$ rbenv install -l
今回は2.3.0をいれる。ちょっと時間かかる。
$ rbenv install 2.3.0
たぶん怒られる。俺は怒られた。 パッケージをいくつかいれる。
$ sudo apt-get install -y libssl-dev libreadline-dev
再トライ。やっぱりちょっと時間かかる。
$ rbenv install 2.3.0
インストール完了。使うRubyのバージョンの設定をして、確認。
$ rbenv global 2.3.0 $ rbenv rehash $ ruby -v
mikutterをいれる。
とりあえず落としてきてmikutterのフォルダに移動しておく。
gemを管理するツールのbundlerをいれる。
$ gem install bundler
mikutterに必要なgemをいれる。
$ bundle install
とりあえずこれでmikutterが起動できた。
なんかおかしなところもあるかも。
参考
PCM2704使用 USBヘッドホンアンプ その3
前回の記事にアップロードした回路・パターンで、Elecrowに基板を発注完了。
今は香港から日本に向かっている様子。
このままDigikeyにも部品を発注したいところだったけれど、
ヘッドホンアンプ部のゲインで少し悩んだので、メモ。
結論から言うと、ゲインは2倍、2.5倍、3倍、3.7倍の中から選べるだけの部品を購入することにした。
定数
定数の計算には↓のサイトを利用した。
抵抗はE24系列、コンデンサはE6系列に収まるようにした。
オペアンプ多重帰還型ハイパス・フィルタ計算ツール
2倍
R1 = 2.7kΩ
R2 = 8.2kΩ
R3 = 5.6kΩ
C1 = 1200pF
C2 = 100pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
fc = 67799.8243793[Hz]
f=0Hzにおける利得
Gpk = -2.07407407407[倍] (6.33648525694)[dB]
クオリティ・ファクタ
Q = 0.7619674350196013235
2.5倍
R1 = 2.7kΩ
R2 = 6.8kΩ
R3 = 6.8kΩ
C1 = 0.0012uF
C2 = 100pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
fc = 67564.8156154[Hz]
f=0Hzにおける利得
Gpk = -2.51851851852[倍] (8.02290297094)[dB]
クオリティ・ファクタ
Q = 0.766645439416
3倍
R1 = 2.7kΩ
R2 = 5.6kΩ
R3 = 8.2kΩ
C1 = 0.0012uF
C2 = 100pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
fc = 67799.8243793[Hz]
f=0Hzにおける利得
Gpk = -3.03703703704[倍] (9.64900176449)[dB]
クオリティ・ファクタ
Q = 0.761967435019
3.7倍
R1 = 2.7kΩ
R2 = 4.3kΩ
R3 = 10kΩ
C1 = 0.0012uF
C2 = 100pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
fc = 70064.0569457[Hz]
f=0Hzにおける利得
Gpk = -3.7037037037[倍] (11.3727247168)[dB]
クオリティ・ファクタ
Q = 0.751528123204
ヘッドホンアンプに必要な出力電圧について(覚書)
私が使用しているヘッドホン(AKG K240 Mk.II, Z=55Ω)の場合、出力電力と電圧、電流の関係は以下の通り。全て実効値です。
1mW 235mV
5mW 524mV
10mW 742mV
50mW 1.66V
100mW 2.35V
ゲインを低くすると、なるべくボリュームの減衰量を小さく出来るというメリットがあるので、なるべくヘッドホンアンプ部のゲインは低くしたい。
聴感と電圧の関係を調べたいところだけれど、良い測定器が無いためこれは見送り。
ただ、色々と調べてみた限りでは、0dBFSで1Vも出せればおそらく十分そう。
PCM2704Cの出力電圧は約0.64Vrms。(セルフパワー時)
攻め気味の設計をするならゲインは2倍。余裕を持って設計するなら3倍。
そもそもPCM2704Cは直接ヘッドホンをドライブすることも出来るらしいから、
もしかしたらそもそもゲインはいらないかもしれない。
でも、とりあえずは2倍を標準に作ってみよう。